先日、ベイスターズ日本一の瞬間を目の当たりにした話を書きましたが、
気になっていることがありました。
1998年の日本一の時のことです。
なんとなく覚えていますが、記憶が曖昧。
「あの時はすごい盛り上がりだったなーー、でも実際どんな感じだったんだっけ?」
と思っていました。
そんな野球と本好きの私にうってつけの本があります。
「いつの空にも星が出ていた」(佐藤多佳子 著)
ベイスターズファンによる、ベイスターズの歴史小説です!
ウソではありませんが、語弊があるので書き直すと、
著者は「しゃべれどもしゃべれども」「一瞬の風になれ」など数々の名作の著者、佐藤多佳子さん。
大洋ホエールズからのベイスターズファンです。
若者の心理描写は最上級です。もう、賛辞の言葉をどう書けばいいのか、説明できない位です。
そんな著者が書いた、ベイスターズファンを主人公にした物語。
ベイスターズにとって節目の時が舞台になっている話です。
もちろん、日本一になった1998年の話はあります。
この1998年の話が一番親近感がありました。
理由は主人公が、当時の私と同年代。
当時の横浜の街の様子や、ベイスターズのことが懐かしかったです。
その話の中に、「ハマの大魔神社」のことが書かれていました。
優勝祈願に大魔神、佐々木のフォークの握りでボールを持った金のモチーフが横浜駅の地下街に飾られたこと。
ん??ハマの大魔神社・・・。
そうそう!!あった!!見に行ったわ!!
大魔神、佐々木の手のオブジェ!
あったの忘れてた!
厳密には2017年までは覚えていました。
ホークス最強の年、2017年。
ホークスはリーグ優勝し、2年ぶりに日本一になったんです。
(サファテが3イニング投げて、川島のサヨナラで日本一を決めた年です。)
その年の大立役者、クローサーのサファテの銅像を作ろう!って話になったんです。
(一部のファンの間で。笑)
その時に、ハマの大魔神社が話題になりました。
そして、もちろん2017年の日本シリーズ、ホークス対ベイスターズを舞台にした時の話もあります!
あの時・・・、ルーキーの今永、そして抑えの山崎康晃をテレビで見て、
「ベイスターズ、若手の良いピッチャー多い!」って思いました。
懐かしいです。
(ヤ・ス・ア・キ・ジャンプ、画面で見ても迫力ありました。)
ベイスターズファン、野球ファンにお勧めしたい本です、
ベイスターズが日本一になった今年!
今、特に楽しめる本です。
【余談】
この本に「1998年は神奈川県の年」、という内容があってこの年は、
箱根駅伝で神奈川大学が完全優勝、
大学ラグビー選手権で関東学院大学が優勝、
都市対抗野球で日産自動車が優勝。
野球ファンなら覚えているはず、横浜高校が春夏甲子園連覇(松坂!!)
そして、ベイスターズが日本一!!
すごい1年でした!!